CitrusJapan’s column

多言語Webサイト制作に強みをもつ千代田区のWeb制作会社。在籍社員が執筆しているコラムです。海外向けのサイトや翻訳ノウハウをしたためていきます。ご相談はcj.toiawase@citrusjapan.co.jpもしくは03-6709-8840までお気軽にどうぞ。

翻訳・DTP

間違いやすい英語の表記・句読点編

皆さんは、カンマやピリオドなどの句読点の位置に悩んだことはありませんか?そう、「句読点はクォーテーションマークの外側に置くか、内側に置くか」問題です。実はどちらかが間違いというわけではなく、これはアメリカ英語とイギリス英語の違いによるもの…

さまざまなニーズに応えるシトラスジャパンの英語ライティングサービス

https://www.seekpng.com/ipng/u2t4u2a9o0u2y3w7_big-vesica-pisces-blue-red-purple-vesica-pisces/ 前のコラムでは、CitrusJapanが基本的に3種類の英語ライティングサービスを提供していることについて書きました。 1.翻訳2.コピーライティング3.両方の最…

翻訳依頼では、アメリカ英語/イギリス英語 どちらを使う?

日本国内で義務教育の英語を学んだ皆さんは、たぶんアメリカ英語が主流かと思います。 日本でカタカナの言語はアメリカ英語からとっている言葉も多く、アクセント問題はありますが、普通に使っているカタカナを英語に言い換えれば通じるのではないかと思いま…

間違いやすい英語の表記・スラッシュ編

日頃から、おそらく皆さんも気軽に使っていると思われる記号、スラッシュ(slash)。特に気に留めることもないと思いますが、実は日本語と英語で使われ方が少し違うなと気づいたので、ここで取り上げてみます。まずは、英語でスラッシュがどのように使われるか…

素敵な英語のライティングは3つセットでやってくる!

https://www.seekpng.com/ipng/u2t4u2a9o0u2y3w7_big-vesica-pisces-blue-red-purple-vesica-pisces/ 良いことは3つセットでやってくる – 魔法のランプの精霊が願いをかなえるように。驚くことではありませんがCitrus Japanは次の3種類の英語のライティング…

翻訳言語のみで大丈夫? 文章に合ったレイアウト?

多言語翻訳のご依頼がある中、Web、パンフレット、ポスター、フライヤーなど目的は様々で、翻訳の依頼のみの場合は、翻訳の原稿をお渡しして納品となります。 校了後、その先はどうなっているのか?は担当者様側から制作物を提出いただかない場合は、拝見で…

便利な※(こめじるし)、でも英文ではご注意

※(こめじるし)は皆さんにもおなじみの記号だと思います。普段文章を読んでいて目にすることも、自分で使うことも多いでしょう。 実際、日本語の文章を英語に翻訳する際、元原稿に※が入っていることは非常に多いです。ただ、その使い方がとても自由だなぁ、…

世界が一変したいま、本当に信頼できる制作会社

皆さんと同じように、当社もここ数年でいくつかの大きな課題に直面しました。 パンデミックが発生したとき、代表は完全リモートワークに転換するという正しい決断をしました。そして、社員が実際にあらゆる技術的な問題を社内で処理しました!移行の道のりは…

日本人を引き付けるウェブサイトを作りましょう。

世界中の多くの企業が、儲かる日本市場に参入しようとして失敗しています。失敗の主な理由の1つは、日本の消費者を引き付けるWebサイトがないことです。 日本の消費者の好みを満たすのは簡単ではありません。多くの点で、彼らの好みは他の国の人々の好みとは…

翻訳費用はどう計算するの?

翻訳を発注するときに、複数の翻訳会社に見積もりを取って比較する方が多いと思いますが、そもそも翻訳の費用はどのように算出されるのでしょうか。 方法は翻訳会社によりさまざまですが、わかりやすいのが 日本語から英語に翻訳 日本語1文字当たり〇〇円英…

欧文フォントあれこれ

皆さんは、英文の文書を編集するとき、どのフォントを使っていますか?Word文書のフォントメニューに表示される種類はますます多様になり、迷うほどです。 デジタル媒体でコミュニケーションを行う現代では、フォント選びは重要と言えます。フォントはそれぞ…

急ぎの大量翻訳案件でお困りですか?

https://www.agilitypr.com/pr-news/public-relations/5-project-management-tips-for-managing-rush-content-projects/ 今からお話しすることは、どこかしらでよく起きていることです。日本のある企業が、大規模なライティングのプロジェクトで予定より遅れ…

AI翻訳を賢く使いましょう 

機械翻訳はAIによるニューラル翻訳(人間の脳神経回路が情報伝達を行う仕組みを応用した技術)により急速に進化して、精度が飛躍的に上がっています。AI翻訳をうまく利用することでビジネスのコストを削減して、スピードを高めたいとお考えの方も多いと思い…

Finger-lickin’ do it ~指をなめたいくらいそれをやれ~

https://drawception.com/game/dDef4dLh57/chicken-wearing-shoes/ タイトルに興味をひかれましたか? これは、ケンタッキーフライドチキンとナイキの世界的に有名なタグラインを組み合わせたものです。 優れたタグラインは顧客の心をしっかりと掴み、会社の…

AI +人間翻訳サービス

AI翻訳は改善し続けており、人間による翻訳よりも安価で高速です。 しかし、それでも多くの間違いを犯し、自然な流れの翻訳にはなりません。 Citrus Japanでは、特別な「AI + human」翻訳サービスを提供しています。 -人間による翻訳よりも安くて速い。 -AI…

クオーテーションマークの使い方にご注意

英語のコピーを作るにあたり、お客様から日本語のコピーをいただくことは多いのですが、キーワードにカッコ(「」)をつけて出されることがよくあります。 例:創業以来、「本物」の味をお届けしています。 自社のサービスや商品に込めた思いが特別であるこ…

英語のコピーを作りたいけど、何から相談すればいい?

「英語のキャッチコピーを作りたい」 「ブランドスローガンを英訳したい」 でも、初めてで英語もわからないし、どう相談したらいいのわからない、とお困りではありませんか? そんなお客様こそ、シトラスジャパンまでお気軽にお問い合わせください。 ご要望…

単数形のTheyを知っておこう

They=彼ら、と即答する方は多いと思います。 そう、2人以上の代名詞として使われますよね。 このtheyが単数形でも使われることをご存知ですか? Ask anyone and they’ll tell you. (誰かに聞いてみたら、教えてくれるよ。) Someone was there, weren’t th…

とりあえずPlease言っとけば、何とかなる?

英会話の必殺技、”Please!”お店で買いたいものに指をさして、This one, please!飛行機でメインディッシュを選ぶときに、Chicken, please!誰かをおもてなししたいとき、とりあえず、Please, please. (ニコニコ) 具体的な単語を知らなくても、こちらの前向き…

実はよくわかっていなかった言葉たち~その4「鶏頭龍尾」~

故事ことわざとしては「鶏口牛後(けいこうぎゅご)」が正しく、 「鶏口」とは、鶏の口の意味から転じて、小さな団体の長のたとえ。 「牛後」とは、牛の尻の意味から転じて、大きな団体に従って使われる者のたとえ。 「鶏口となるも牛後となるなかれ」とも読み…

多言語版の制作の基本~その7 日本語はニュアンス中心~

前回のコラムで、機械翻訳では細部のニュアンスが省略されてしまう箇所がありました。 A:「昨日は海に行ったよ」B:「昨日はレストランにも行ったよ」A: "I went to the sea yesterday."B: "I went to a restaurant yesterday" 「昨日はレストランにも行っ…

実はよくわかっていなかった言葉たち~その3「人間万事塞翁が馬」~

人間万事塞翁が馬 “にんげんばんじさいおうがうま” と読みます。 「人生の幸不幸は予測できないものだ」ということを例えたことわざです。 座右の銘とする人も多く、私も好きな言葉のひとつです。 人間=にんげんではなくて「じんかん」、つまりはヒトの世の…

多言語版の制作の基本~その6 日本語は主語がなくても大丈夫~

前回のコラムで、次の会話を例にしました。 A:「昨日は海に行ったよ」 B:「昨日はレストランにも行ったよ」 C:「いい休暇が過ごせてよかったね。」 今回も、Google翻訳を使ってみたところ、次のような英語になりました。 A: "I went to the sea yesterday…

コロナウィルス感染予防対策(多言語注意文)の無料ダウンロード素材を公開中

外国人のお客さんに向けて、コロナウィルス感染予防を呼びかけるメッセージを作りたい。でも、自分で翻訳を手配するのは大変! そんなお店や施設の担当者の方のために、日本語・英語・中国語・韓国語の4か国語の表記で、感染予防の注意文をいれた無料でお使…

多言語版の制作の基本その5 ~最初につまずくと最後まで倒れる~

少々厳しいタイトルとしましたが、問題が翻訳のスキルや語学レベルではないことも多々ありそうです。私たちは急いで翻訳をお願いする際、ついつい「いつもどおりに」とか「細かいとこは見ておいて」とか言ってしまっています。誤訳とは、もしかしたらここか…

実はよくわかっていなかった言葉たち~その2「漁夫の利」~

AさんとBさんがごちゃごちゃ揉めている隙にCさんがおいしいところを全部持って行ってしまう。 簡単に言うとそういうお話ですね。 林修先生じゃないですが、ではここでいうAさん、Bさん、Cさんに相当する、本来の登場人物は何者なのか、皆さんはご存知ですか…

いまこそバンクシー?~正体不明のアーティストが描く今の状況~

皆さん、バンクシーを知っていますか? イギリスを拠点とする、正体不明のア-ティストです。 世界のどこかの街で突然グラフィティ(落書き)を出現させたり、名だたる美術館に勝手に作品を陳列したり、無許可での芸術活動が多いことで知られています。神出…

実はよくわかっていなかった言葉たち~その①「琴線に触れる」~

どこでどう間違えてしまったのか、本来の意味を、なが~~いあいだ間違えたままの意味と思っていたため、今更アタマのなかで正しい意味に置き換えてみても、先に間違って使っていた意味のほうが浮かぶせいか、常にネガティブなイメージがつきまとう。。。 皆…

多言語版の制作の基本その4 ~曖昧さの原因は何?~

Google翻訳を使った「大山鶏とキノコのクリームパスタ」の英語は「Oyama chicken and mushroom cream pasta」でした。さらにGoogle翻訳でフランス語に翻訳すると「Pâtes à la crème de poulet et champignons Oyama」という結果となりました。 意味が徐々に…

多言語版の制作の基本その3~意味のズレは翻訳者のせい?~

前回、前々回の2回で、Google翻訳をつかって、多言語翻訳を展開するにしたがって意味の曖昧さが拡大したことをお伝えしました。この翻訳という伝言ゲームで、意味がズレていってしまったことは、果たして翻訳者(この場合は機械翻訳ですが)の問題だけなの…