翻訳
前回のコラムで、機械翻訳では細部のニュアンスが省略されてしまう箇所がありました。 A:「昨日は海に行ったよ」B:「昨日はレストランにも行ったよ」A: "I went to the sea yesterday."B: "I went to a restaurant yesterday" 「昨日はレストランにも行っ…
This is loosely based on a Japanese article from the CJ Column. https://citrusjapan.co.jp/column/cj-column/w011_202004.html In Japan these days, you often see the number 567 in the news because it can be pronounced to sound like “corona”. …
人間万事塞翁が馬 “にんげんばんじさいおうがうま” と読みます。 「人生の幸不幸は予測できないものだ」ということを例えたことわざです。 座右の銘とする人も多く、私も好きな言葉のひとつです。 人間=にんげんではなくて「じんかん」、つまりはヒトの世の…
https://www.publicdomainpictures.net/en/view-image.php?image=221357&picture=learning-for-life 新しいスキルを学ぶために、オンライン教育のビデオを見ている人がますます増えています。 これは、多くの人々を家に留めているパンデミックの期間は特に当…
前回のコラムで、次の会話を例にしました。 A:「昨日は海に行ったよ」 B:「昨日はレストランにも行ったよ」 C:「いい休暇が過ごせてよかったね。」 今回も、Google翻訳を使ってみたところ、次のような英語になりました。 A: "I went to the sea yesterday…
外国人のお客さんに向けて、コロナウィルス感染予防を呼びかけるメッセージを作りたい。でも、自分で翻訳を手配するのは大変! そんなお店や施設の担当者の方のために、日本語・英語・中国語・韓国語の4か国語の表記で、感染予防の注意文をいれた無料でお使…
少々厳しいタイトルとしましたが、問題が翻訳のスキルや語学レベルではないことも多々ありそうです。私たちは急いで翻訳をお願いする際、ついつい「いつもどおりに」とか「細かいとこは見ておいて」とか言ってしまっています。誤訳とは、もしかしたらここか…
AさんとBさんがごちゃごちゃ揉めている隙にCさんがおいしいところを全部持って行ってしまう。 簡単に言うとそういうお話ですね。 林修先生じゃないですが、ではここでいうAさん、Bさん、Cさんに相当する、本来の登場人物は何者なのか、皆さんはご存知ですか…
皆さん、バンクシーを知っていますか? イギリスを拠点とする、正体不明のア-ティストです。 世界のどこかの街で突然グラフィティ(落書き)を出現させたり、名だたる美術館に勝手に作品を陳列したり、無許可での芸術活動が多いことで知られています。神出…
どこでどう間違えてしまったのか、本来の意味を、なが~~いあいだ間違えたままの意味と思っていたため、今更アタマのなかで正しい意味に置き換えてみても、先に間違って使っていた意味のほうが浮かぶせいか、常にネガティブなイメージがつきまとう。。。 皆…
Google翻訳を使った「大山鶏とキノコのクリームパスタ」の英語は「Oyama chicken and mushroom cream pasta」でした。さらにGoogle翻訳でフランス語に翻訳すると「Pâtes à la crème de poulet et champignons Oyama」という結果となりました。 意味が徐々に…
この数年、AIの発展が早く、私たちの生活の一部になっていますね。暇な時、Siriと話すことはありますか?Siriの開発段階について、興味はありますか?もし、Yesと答えた方には、ぴったりのプロジェクトをご紹介します。 最近、香港のネットでCommon Voiceと…
先日、テレビの報道番組でちょっと珍しい光景を見ました。司会者を含め出演者の半分以上が外国人だったのです。日本の報道番組もついにここまで国際的になったか、と感心したものです。 欧米や中国出身の彼らは、各国のコロナウィルス対策について流ちょうな…
前回、前々回の2回で、Google翻訳をつかって、多言語翻訳を展開するにしたがって意味の曖昧さが拡大したことをお伝えしました。この翻訳という伝言ゲームで、意味がズレていってしまったことは、果たして翻訳者(この場合は機械翻訳ですが)の問題だけなの…
最近のニュースで、よく見かける数字「567」。店が新型コロナウイルスの影響から顧客を引き付けるためのマーケティング方法の一つで、値段を567円にします。こういう数字で言葉を表して、顧客に印象を残るようにするのは、日本の広告ではよく使う手段ですね…
新型コロナウィルスの感染拡大にともない、政府はさまざまな言葉を使って私たちに警戒を呼び掛けています。そのなかでも、ある日を境に一斉にメディアで使われるようになったのが「オーバーシュート」という言葉です。 おそらく3月19日の感染症対策専門家会…
前回のコラムで「簡単に誰でも作れる。大山鶏とキノコのクリームパスタ」という料理レシピタイトルを多言語展開していくと、翻訳を進めていくうちに違う意味に変わってしまうことをお見せしました。Google翻訳の結果は「大山鶏とキノコのクリームパスタ」は…
日本で広告などに使われている英語を見ると、思うことがあります。それは、大文字が多いなぁということ。 例えば、 THANK YOU FOR YOUR COOPERATION.WELCOME TO CITRUS JAPAN CAFE SPRING COFFEE EVENT! のような感じです。英語でイベントのチラシなどを作る…
多言語Webサイトやカタログなどの冊子を制作する際に、翻訳する外国語の品質だけに注目していないでしょうか。もし、そうならば大きく間違って制作を進めてしまうことになるかもしれません。日本語から英語に翻訳することを例に考えてみましょう。翻訳という…
新型コロナウィルスの影響で、いろいろな情報が飛び交っておりますが、現状7月に開催予定の東京オリンッピク。 街中ではオリンピックに向けての準備が進んでいるようです。その内のひとつについて、今回はご紹介します。 〇2009年の外国人観光客、不満の1位…
先日ついに、イギリスがEUから離脱しました。運命を変えた2016年の国民投票から3年半、紆余曲折しながらも、やっと前に踏み出しました。 私は国民投票の時にイギリスにいたのですが、朝起きてスマホを見るとポンドが暴落していて、何事だ、と思ってあわてて…
日本に来て、もう三年です。外国人の私として、テレビを見るのは日本語を勉強するの一つの方法です。しかし、日本のテレビ番組について、ビックリしたことがあります。今回は日本のテレビ番組について、私が思ったことをお話しします。 1)ニュース番組日本…
アジアの言葉でお互い似ているものとして、マレー語とインドネシア語が挙げられます。両者ともアルファベットでの表記であることだけでなく、マレー語とインドネシア語で、同じ言葉が使用されている場合もあります。 古くは同じ地域の言葉だったこともあり、…
ずいぶん前ですが、日本語を勉強中のイギリス人の友人が、ちょっと聞いてくれと言うので、何かと思ったら、日本人の友達が外に出た途端に発した「さむっ」という言葉に面食らったというのです。 彼曰く、 “「さむっ」て何なんだ?! 「さむい」って言わない…
ある会社のために長く一生懸命働いていれば、他の人にその会社を勧めることは簡単です。だから、私はシトラスジャパンをお勧めすることができます。 シトラスジャパンは、強みのあるユニークな組み合わせを持っています。柔軟で適応性の高い多言語制作会社で…
https://www.flickr.com/photos/jdhancock/4416036998 人間拡張 - 人間の能力を強化するために人間と機械が融合すること – はこれまでは サイエンスフィクションでした。いまや、 技術は急速に進んでいるので、スマートフォンの機能が埋め込み型チップに…
パーソナルスペースという言葉を聞いたことはありますか? 個人のもつ縄張り意識のようなもので、他人がそのスペースに入り込んでくると不快に感じる範囲のことです。 人と話すとき、店で列に並ぶ時や、電車に乗るときなど、私たちは無意識に前後左右にい…
普段のビジネスシーンで、特に営業職や販促担当の方は、展示会/トレードショーに関わる機会が多いのではないでしょうか?出展企業として自社ブースの展示に携わったり、新しい情報を得るために足を運ぶなど、様々な関わりがあるかと思います。今回は、そんな…
機械翻訳の精度が飛躍的に向上し、世間で便利に使われている昨今、便利さだけでなく翻訳の流暢さについては、日本人が翻訳したものよりいいかも・・との外国人の意見もあります。 しかし、そうは言ってもまだ安心できない、と言わざるをえない不安要因を見…
今年の秋は、日本各地が台風や大雨の甚大な災害に見舞われました。とくに、台風19号による被害は、日本内外のメディアが大きく報道していました。それらを見ながら、ふと気になったことについて書いてみたいと思います。それは、そもそもの台風の呼称の使わ…