CitrusJapan’s column

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中国・台湾・香港における文字・言葉の違いと注意点について~Appleのサイトを基に比較した結果~

みなさまも知っていると思いますが、中華圏の文字や言葉には違いがあります。香港・台湾は「繁体字」を使い、中国は「簡体字」を使います。しかし、どれだけ違うの?デザインする時の注意点はあるの?と思われる方も多いのではないでしょうか。今回はその辺りに焦点を当てて、紹介してみようと思います。

文字の違いについて。
先ほど書いた通り、香港・台湾は繁体字を使います。一方、中国は簡体字を使います。

繁体字は古くから使用されている、伝統的な文字です。
画数は簡体字より多く、繁体字が実際にいくつがあるのは確認できませんが、台湾関係者が発表した5つの漢字標準フォント表※によると、繁体字はおよそ105051文字もあります。覚えることは大変なことかもしれません。

簡体字は1956年から使用されています。
画数が少ない、勉強しやすい文字です。でも文字を簡略化すると、一部の文字は意味が違うけど同じ文字を使ってしまい、誤解が起こる恐れがあります。
※《常用國字標準字體表》、《次常用國字標準字體表》、《罕用字體表》、《原異體字表》、《新異體字表》

また、中国と台湾は北京語を話し、語彙など細かい部分に少し違いがあります。香港では広東語を話します。ですから言葉でも多少違いがあります。
早速、中国・台湾・香港の言葉と日本語を比較してみましょう。

 

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