CitrusJapan’s column

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海外出品の際の効果的なプロモーション。現地でのネーミングを把握せよ。~サツマイモでなくミカンなのに、サツマ~

私がイギリスにいたころの話です。
ロンドンのチャイナタウンにあるスーパーの店先で、見た目も温州みかんそっくりな柑橘の果物を見つけました。
札にかいてあるのは”Satsuma”。
サツマ?って鹿児島の薩摩のことか? 
よりにもよって何でサツマなんて名前がついているんだろうか。イモじゃあるまいし。
これは温州ミカンとは別物なんだろうか、むくむくと興味がわいてきました。(調べてみると、その昔薩摩藩からイギリスに伝わった温州みかんとわかりました)

 

別の日、アメリカ人のクラスメートがインスタの写真を見せてくれたときのこと。
撮っていたのはみかんの皮を器用に細かくちぎり、それを並べてアート作品のようにしたものでした。白いテーブルの上に動物やら模様やらを描いて見事なものでした。彼女によると、よく食べているうちに、むいた皮で遊ぶようになった、とのことですが、彼女が語る温州みかんは”Clementine”。クレメンタイン…。
こっちは映画のヒロインのような名前です。
昔から日本のこたつの上に盛られてきたあの温州みかんが、まさかこんな名前で呼ばれているとは。

 

 

 

このように、日本でおなじみの野菜や果物などが海外で意外な名前を与えられて浸透している、ということはあるようです。ただ、それが大きく取り沙汰されることはなく...

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