CitrusJapan’s column

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2020年東京オリンピックとピクトグラムのお話~訪日外国人にも伝わる表記へ~

2018年の訪日外国人は過去最高の3,000万人を突破し、今後さらなる増加が見込まれています。
2020年の東京オリンッピク開催に向けても施設の建設やボランティアの募集などニュースでも取り上げられ大きな期待をされています。
こうした状況の中、訪日外国人の受け入れ対策も様々に行われています。
例えば駅や空港などの公共空間などで、道案内や施設などの情報や注意を示すために表示されるものに「ピクトグラム」もその一つです。

 

今回はこの「ピクトグラム」を題材としたデザインのお話を少し。

 

ピクトグラム」とは、「非常口」や「トイレ」など絵文字で表示されたものを皆さん、ご存知だと思いますが、この「絵文字」の事を言います。この「ピクトグラム」は1920年代に「アイソタイプ」として考案されたのが始まりとされ、1964年の東京オリンピックの際に「世界中から訪れる人のための案内表示シンボル」として日本のデザイナー達によって数多く開発され、その後、世界中に広まったと言われています。日本語などの自国語文字以外の文字が読めない外国の人でも容易に理解することができるサインデザインであり、瞬時に情報を伝達できるものとして世界的に活用されています。

私たちの日常の生活の中で、数多くの「ピクトグラム」に触れていますが、時代の変化などから、各施設で使われている記号のデザインが異なっていたり、日本でしか浸透していないものもあり、訪日外国人には伝わらない物が増えてきていました。そこで昨年、経済産業省が案内用図記号(ピクトグラム)に関する JIS 規格を国際規格(ISO)に合わせた改正を行いました。例えば・・・


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